松江市営バス(松江市交通局) 車両一覧 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
(現在の松江市交通局本局がある平成町車庫) 山陰の中心部にあたる島根県松江市は現在人口約15万人の山陰地区の拠点都市となっている地域の一つです。この約15万人の町と隣の「中海」に浮かんでいて陸路で繋がっている島である八束町に路線を張り巡らせているのがこの松江市営バス(松江市交通局)です。松江市の路線バスといえば、この松江市営バスの他、松江市内に本社がある地場鉄道会社「一畑電気鉄道」の子会社であるバス会社「一畑バス株式会社」が運行しております。一畑バスはどちらかというと松江駅始発着の郊外路線が主となっております。ところでこの松江市営バスは以前から市営バスの利用促進に力が入っており、平成9年に運行を開始した「南北循環線」は市内中心部をこまめに回るなどの利用しやすさと運賃の200円均一そして、20分間隔の運行などが功を奏し、現在は松江市営バスを代表する路線までに成長しております。さらにCNGノンステップバス導入と同時にこの車両が南北循環線に投入されております。また、南北循環線新設と同じ年に観光客向けに松江駅を起点に松江温泉や小泉八雲記念館などの観光地をこまめに循環する「レイクライン」もレトロ風バスを導入したうえで路線開設されこちらも普段は松江のバスに乗ることが出来ない観光客にわかりやすく、そして200円の均一運賃(1日乗車券500円)また20分間隔の頻繁運行などが功を奏し好評を得ております。さらに、市内中心部の病院を中心に循環する市内ミニ循環線も運行されており、平成16年3月からは小型の車いすスロープ付のノンステップバスが導入されております。(こちらの運賃は大人100円、子供50円均一運賃)次に松江市営バスの車両の話となりますが、以前は三菱車のみで路線車は大型の短尺車両が主に導入されておりましたが、平成7年頃からは三菱のワンステップの中型バスが導入され早いうちからの低床車両導入による高年齢層の利用促進にも力が入っております。その後、平成9年からは三菱の大型ノンステップバスが6台、平成12年からは三菱以外の中型のノンステップバスがこれまでに10台、平成16年には小型のノンステップバス(三菱エアロミディME)が2台導入されており交通バリアフリーにとても力が入っている感じがしました。今までに導入された中型ノンステップバスのうち南北循環線で運行されている4台はCNGノンステップバスで現在交通局本局がある平成町車庫にはCNGのガススタンドが備わっており、充填が出来るようになっております。松江市営バス車両のボディメーカーは以前はほぼ全車三菱車でしたが、前述の通り三菱以外のメーカーが入ったために現在は4メーカーすべて所有しています。 ※車庫内の画像は松江市交通局様より許可を得て撮影したものです。心から御礼申し上げます。
平成町車庫にあるCNG専用の充填所です。本局建物の向かい側にあります。 |