岩国市営バス(岩国市交通局)は山口県の最東、広島県の県境にある岩国市が運営している市営のバス事業者です。路線バスの運行エリアは岩国市内はもちろんのこと玖珂郡内に路線を持っております。また、貸切もあり現在14両が在籍しております。岩国市営バスを代表する路線としては岩国駅から岩国市内随一の観光地である錦帯橋への路線と岩国駅から新幹線の駅である新岩国駅(錦帯橋経由もあり)を結ぶ路線そして、岩国市内各地から岩国駅を経由し、岩国市を代表する企業帝人方面(交通局行き)などがあります。その錦帯橋にはバスセンターがあり滅多に乗車機会のない観光客に配慮されております。また、岩国駅〜錦帯橋間には「名物バス」が運行されており、車両一覧の中で改めて紹介しておりますがクラシックバスの「いちすけ」号、岩国駅〜錦帯橋〜新岩国駅間にはスロープ付ワンステップバスをラッピングしてさらに車内後部にミニギャラリーを設置したバスで1台は地元出身の作家である宇野千代さんの代表作から「おはん」バス、もう1台は同じく地元出身の漫画家である弘兼憲史さんの代表作から「島耕作」バスの2台が運行に入っております。あとは市の委託を受けコミュニティ循環バスも運行しており、小型ノンステップバスの「くるりん」と小型バス「さくら」が運行に入っております。このコミュニティ循環バスの運賃は大人100円、子供50円となっております。
また、岩国市営バスは市営バス利用促進に力が入っており、500円で市営バス路線乗り放題になる「1日乗車券」、岩国駅〜錦帯橋間の往復乗車券にプラスし、城山ロープーウェイ往復券、岩国城入館料がセットになった「セット券」など観光客に配慮した乗車券を発売していると同時に、1ヶ月3,900円で市営バス全線乗り放題の通学支援定期(サンキューパス)や9時30分から16時まで利用できる定期券「買い物定期券」、区間限定無記名定期券や全線通用記名定期券の「特殊定期券」などの定期券を発売しております。
これまで路線バスと貸切バスの運行だった岩国市営バスがこの平成18年3月より岩国〜広島間の高速バスの運行を開始しました。平成17年12月より防長交通が先行して周防大島・岩国〜広島間の高速バスの運行を開始し、共同運行の形で参入したものです。現在は1日8往復のうち、4往復を担当しております。
ここでは、岩国市営バスのバスを紹介して参ります。この車両一覧は★松園ニュータウン★の判明分のみとなっておりますのでご了承下さい。なお、型式・年式につきましては★松園ニュータウン★の推測が入っております。また、車庫内の画像は岩国市交通局様より許可を得て撮影したものです。
岩国市交通局は民営化され当初は交通局100%出資の「いわくにバス」へ段階的に譲渡され現在はすべての車両・路線が譲渡されています。交通局は廃止され「いわくにバス」は現在、岩国市100%出資の民間企業となっています。
型式情報協力、画像提供:R.あっきいさん、総武線沿線在住さん
車両一覧の色表記内容 |
スロープ付きバス(ワンステップ) |
ノンステップバス |
高速車両 |
貸切車両 |
移動・廃車・運用離脱車両 |
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