大分交通大分営業所は大分市豊海にある別府営業所のほぼ同等の規模を誇る営業所で通称5号地車庫とも言われています。大分市内の路線も運行していますが、主に高速バスと空港バスがメインとなっております。貸切車両は定期観光専用車を含め9台のみとなっており、こちらは別府営業所中心の配置となっております。
大分営業所の路線は主に大分駅を起点に5号地線を含め市内8路線と別大線(大分駅〜別府駅〜関の江車庫間等)の一部便を担当しております。車両は中型車両が主で一部乗客の多い便向け等に大型車両が使われています。平成21年10月までは大分駅〜大分ホーバー基地間のシャトルバス(大分ホーバーフェリー・大分空港連絡)も運行されていましたが、ホーバー運航廃止に伴い路線廃止され、2台あった専用車は大交北部バス中津営業所と国東観光バス杵築営業所へそれぞれ転出しました。
大分営業所では大分市中心部、旧大分ホーバー基地、別府北浜と別府交通センターから大分空港へのバス「エアライナー」を運行しており、大分営業所の柱となっております。旧大分ホーバー基地には120台ほど収容可能の駐車場があり、平成21年のホーバー運航廃止後、ホーバーのターミナルがあった建物は解体されました。現在は駐車場のみとなっておりエアライナー向けに使われています。この大分・別府〜大分空港間「エアライナー」の他、平成21年10月からは東九州自動車道佐伯までの開通に伴い、大分バスと共同で佐伯・臼杵〜大分空港間「佐臼ライナー」の運行も行っております。恥ずかしながらの話ですが、この路線HP管理人は別府営業所か国東営業区の担当かと思っておりましたが、平成24年に大分営業所の担当だと判明した次第です。どういったルートで回送が行われているか今のところまだわかりませんが・・・
この大分営業所は大分交通唯一の高速バス基地ともなっています。現在は福岡線(とよのくに号のスーパーノンストップ便)、長崎線(サンライト号の各停便もしくはノンストップ便)、徳山・広島線(別府ゆけむり号・スオーナダフェリー利用)、そして夜行の名古屋線(ぶんご号)と神戸・大阪・京都線(SORIN号)以上5路線を運行しています。それに伴い、西鉄バス・日田バス・長崎県営バス・広交観光・近鉄バスの大分側車庫にもなっております。
ここでは、大分交通大分営業所に配置されているもしくは配置された車両を紹介いたします。HP管理人は大分へは年1回のみの遠征となっており皆さんが満足されるほどの画像が用意できていないことをご了承ください。なお、大分交通には車号がありましたが、数年前の新製車より表示されなくなりかつ、現行車両についても塗色変更の際に車号が外されていることもあり、トラフィックタウンでは車号については省略させて頂きます。
車庫内の画像は大分交通大分営業所様より許可をいただいて撮影したものです。
車両一覧の色表記内容 |
スロープ付きバス(ワンステップ) |
ノンステップバス |
80条バス(廃止代替バス) |
LED方向幕設置車両 |
高速・特急車両 |
高速(夜行)車両 |
貸切車両 |
移動・廃車・運用離脱車両 |
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